旧ソ連の人工衛星ミールの不思議。ミール展示館

旧ソ連の人工衛星ミールを見るために、わざわざ千葉から苫小牧までやってきました!

↓これは宇宙ステーション・ミールを木彫りで表したものです。

ミールで何するの?

宇宙環境を利用して

  • 天体、宇宙や地球などの観測
  • 植物栽培
  • 医薬の開発
  • 新しい金属の加工や物質の性質変化の実験
  • 物理実験
  • 観測

などが行われたそう。

ミールは時速約28000km、秒速7.8kmという高速で飛んでいるそう!

約90分で地球を一周するんだって!!

1日に地球を16周もするらしい!!!

ミールは「モジュールのみでも宇宙で生活できる」ように、

  • 操縦室
  • 衣食住の設備が整った居住スペース
  • 生命維持システム
  • 太陽発電による動力システム

などがあるそうです。

宇宙実験をする時は、ドッキングした専用の実験モジュールに移動し、

  • 天体観測
  • 地球観測
  • 科学実験

などの実験を行うそう。

実験モジュール

コアモジュールにドッキングする各種実験施設。

  • 天体物理観測
  • 地球観測
  • 生命維持
  • 宇宙工学

など、それぞれの実験モジュールが特定の役割を持っているそう。

ミールへの搭乗は、ソユーズ宇宙船(3人乗り)で向かうそう。

ソユーズ宇宙船は旧ソ連で作られた使い捨ての宇宙船で、1967年にソユーズ1号打ち上げられてから改良を重ね、なんと現在でも運用されているそう!

長生きだね。びっくり!

宇宙にいるとき、必要なものや食料がなくなったらどうするの?

プログレス補給船というのもあるそうです。

2ヶ月に一度、イールに食料や日用品などの物資を運搬する無人の宇宙船。

へー!2ヶ月に一度!そりゃそうだよね、ないと困るももんね。

無人の宇宙船なんですね!

宇宙船で出た生活ゴミはどうするの?

船内で出たゴミや不要物は、荷物を下ろして空になったプログレス補給船に積み、地球に落下させて大気圏でプログレス補給船ごと焼却させるそう!

びっくり!大気圏で燃やすんだね!

ミールには太陽光パネルがついてるよ。

側面に二枚のソーラーパネルがあるよ。両側のパネルを伸ばすと、長さおよそ30mにもなるよ。

このソーラーパネルでミール船内の電力を全てまかなっているよ。

畳んだ状態は平べったくて、ミール本体にぴったりくっついており、とてもそんな大きさに見えませんでした。

キャンプ用品って、広げると大きいのに、畳むとびっくりするぐらい小さくなるよね。

あんな感じだったよ。

ミールの観測窓

宇宙や地球を眺められるよ。

なんと5層構造になっていて、小さな隕石の衝突程度であれば耐えることができるそう!

すごい!!

降下式シャワー

水が浮遊しないように上から下へ空気の流れを作り、下で回収するそう。

実際には水圧が低く、水が勢いよく出なかったためにほとんど使われず、体は拭いて過ごしたそう。

無重力対応蛇口

船内では水が小さな水滴となって浮遊します。

機械が壊れる可能性があり、とても危険です。

そのため、この蛇口は水が空間に飛び散らないような作りになっています。

また、すごいことに、この蛇口から出る水にはベンチレーターの吸気口で空気清浄をする際に余分な湿気を取り出し、リサイクルしたものが含まれているそう。

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆