【理系の英語】意外と知らない数字のルール:0〜9まではアルファベットで!

英語で数字を書くとき、アルファベット?数字?って迷いませんか?

科学技術系のエッセイやレポートを書くとき、数字をよく使いますよね。

 

私は、英語で 「one」「 two」「 three」と書くより、「1」「2」「3」と書いた方が見やすくていいと思っていました。

が、英語では、one, two, threeとアルファベットで書きます。

数の表記にはルールがあるって知ってました?

私は教えてもらうまで知らなかったよ!

というわけで、その辺をまとめてみました。

不思議よねー。普通の数字の方が短くて書きやすいし、見やすいのに。

と思いますが、そういうものらしいw

 

 

<ルール1>数字の表記のルール:0〜9までの数字はアルファベットで書く

 

 

 

アメリカの新聞「ウォールストリート・ジャーナル」や「ニューヨーク・タイムズ」もこのルールで数字表記されています。

1〜9の数字はスペルアウトする(アルファベットで書く)!

 

例)I have two dogs. (犬を2匹飼ってるよ)

 

10以上の場合は、数字でオッケーです。

I have 10 dogs. (犬を10匹飼ってるよ)

 

<ルール2>数字が文頭に来るのはNG。アルファベットで書く

 

 

10以上でも、文頭にアラビア数字が来るのはNGです。

 

正)A hundred people~

という文章はオッケーですが、

誤)100 people~ 

という書き方はありません。

 

ただし、数字の前になんかついてる場合はオッケー。↓

正)More than 100 people~

 

 

実際は

数字が先頭に来るのは好まれないので、文の構造を変えましょう。

  • It を主語にする
  • There is/are を使う
  • The number/volume ofを使う

 

 

 

<ルール3>1文の中で並列表記する時は、数字またはスペルアウトを統一する

 

1つのセンテンス(文章)で2つ以上の数を並列させるときは、数字またはスペルアウトを統一します。

例)ranged from 10 to 15

 

 

<ルール4>異なる内容を表す数値が続く時は、1つの文章内でも表記を変える

 

 

例)36人の2歳児

正:thirty-six 2-year-olds

誤:36 2-year-olds

 

<ルール5>0と1はアルファベットで書くのが基本

 

他の数字に合わせてアラビア数字で書いた方がわかりやすい場合は別だよん。

 

<ルール6>大きな数字はアルファベットで書くのが基本

 

正: five million dollars

誤:$5,000,000

 

統一すればアルファベットでも数字でもオッケー。

 

 

<ルール7>小数点があるときはアラビア数字で書く

 

 

例)2.5 kilometres、7.5 hours、12.4 per cent

正: This sample weighs 2.5 kg.

正: This sample weighs 2.5 kilograms.

 

誤: This sample weighs two point five kg.

 

 

<ルール8>単位が付いてたら10未満でも数字で書く

 

 

数字をスペルアウトする場合は、単位もスペルアウトします。

 

  • アラビア数字+単位記号

正: This sample weighs 2 kg.

誤: This sample weighs two kg.

 

  • アラビア数字+単位をスペルアウト

正: This sample weighs 2 kilograms.

誤: This sample weighs two kg.

 

  • 数字をスペルアウト+単位をスペルアウト

正: This sample weighs two kilograms.

 

<ルール9>2桁の数字をスペルアウトするときは必ずハイフンでつなぐ

 

 

スペルアウトってアルファベットで書くことだよ!

「 21」以上の2桁の数字をスペルアウトする場合はハイフンでつなぐ

のが正式なお作法です。

 

例)34 → thirty-four

 

※「30」「40」のように “-ty” で終わる数字は除外!

 

 

<ルール10>数字と単位の間にはスペースを1つ入れる!

 

 

数字と単位の間に、スペースを1つ挿入してください。
誤: The length of the box was 50cm.
正: The length of the box was 50 cm.
 
 
補足
 
ただし、%(パーセント)、℃(温度) ’(分)などの記号と数字の間には、スペースを入れません。
 
誤:50 %
正:50%
 
 

 

 

実は例外たくさんあるんだ

 

 

文法に例外は付きものよね!

The Lancet(世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ)を見ると、文頭でも数字から始まるタイトルが見られます。

拍子抜けしますw

一応お作法はあるけど、ぜったい!ってわけじゃないのね。

理由は以下の通りです。

 

 

スタイルガイド(文章の表記法のマニュアル)によって違う

 

 

スタイルガイドとは

文章の表記法やトーン&マナー(スタイル)に関するルールをまとめたもの

 

 

調べてみたら、ニュースなどメディアによっても数字の表記が違うみたい。

英語圏で使用されている代表的なスタイルガイドには、以下の2つがあります。

 

  • Associated Press Stylebook(APスタイルブック)

AP通信社が発行するスタイルブック。新聞、雑誌、Webなど多くの英字メディア、ビジネスの現場で利用されている。

 

 

  • The Chicago Manual of Style(シカゴマニュアル オブ スタイル)

シカゴ大学出版局が発行。研究者や技術者など学術関係に多く利用される。それ以外にも、多業界のライター、エディターなどに幅広く利用されている。

日本では、通称シカゴマニュアルとか、シカゴスタイルと言われています。

 

 

 

 

英語文書作成の際に使用されるこの2大マニュアル、書いてあることが少しずつ違う。

前者は0〜9までをスペルアウトする、と言い、

後者は0〜100までをスペルアウトする、と言ってます。

 

結局、文章内で統一されてればどっちでもいいよーってことでした。

参考(英語です)→http://www.grammarbook.com/numbers/numbers.asp

結構適当w

 

 

まとめ

 

 

英語で数字を書くとき、アルファベット?数字?って迷いませんか?

どういうルールがあるのかな?というのをまとめました。

参考になったら幸いです!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆