【医学論文】理系の英語論文の読み方のコツ。読めない理由と解決方法

「英語読むの苦手」「アルファベット見ただけで眠くなる…」

「読めない」

 

とにかく時間がかかって大変!

読んでも意味がわからない。。

 

私の悩みは

  • 時間がかかりすぎる
  • 読んでも理解できない

 

でした。

同じ悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

読み方なんて教わったことないですよね。

私も自己流ですが、いくつかコツを見つけました!

ご紹介します。

 

あきらめないで!必ず読めるようになるよ!!

 

 

 

 

読めない理由を分析しよう!あなたが読めない原因はどれ?

 

 

 

 

  • 単語がわからない
  • 構文がわからない
  • 話の内容がわからない

 

 

【解決法】単語がわからない。専門用語だらけ

 

 

普通の単語帳には載っていないようなマニアックな単語がたくさん出てきます。

日常生活では使わないような難しい単語も出てきます。

初めて見る言葉も多いと思います。

専門用語は分野ごとに全く違って、独特ですよね。

こればっかりは、受験のように単語帳をやればいいというものではありません。

単語帳なんて存在しないから。

 

  • 教科書や参考書を読むときに単語をチェック
  • 論文を読むときに何度も出てくるものはチェック

 

これしかありません。

 

何度も見るものはだんだん覚えていきます。

どんどん論文に書き込んじゃおう。

私は最初はノートにまとめようとしていましたが、時間がなくてやめました。

単語だけを抜き出してまとめるより、論文ごと見直す方が、文脈、使い方もわかるので、頭に残りやすいです。

 

一度しか遭遇しないような単語は覚える必要ありません。

はじめの頃は本当〜〜〜〜に大変です。

でも、だんだん慣れてくるから!だいじょうぶっ!

 

 

<参考になるサイト>

論文によく出てくる単語リスト。動詞100個→

http://medieigo.com/category/mm_backnum.html

(主要医学ジャーナル4誌(N Engl J Med,JAMA,BMJ,Lancet)に掲載された100論文の全単語から,英文の“核”とも言える動詞だけを集めて使用頻度を解析。このうちランキング上位の動詞をランダムに取り上げている)

 

 

【解決法】構文がわからない。文法忘れた

 

 

一文が長すぎ!

構文が読み取れない!

andがどことどこを結んでるのかわからない!

しょっちゅうでした…。

 

 

まずV(動詞)を探す。

動詞のない英語はない!

次に、S(主語)を探す。

SVの後で、O(目的語)などを探す。

 

 

長い文章は、ずらずらと3行に渡ってたり、5行に渡ってたりします!(ヒドイ)

そういう長い文章は、Google翻訳にかけても、グーグルさんも訳しきれないんですよね。

ヒドイ訳が返ってきます。

 

 

あまりにも文の構造がわからないときは、文法をやり直した方がいいかもしれません。

私は高校時代の文法の本を引っ張り出してきて勉強し直しました…。

 

 

 

【解決法】話の内容がわからない。その分野の知識がない

 

 

論文は、専門家でも、分野が違うと読めません。

読んでも理解できません。

英語力にかかわらず、景の知識が理解できないと読めないのです。

 

 

それでも読む必要がある。

その場合は、その分野の日本語の専門書をたくさん読みましょう。

文法的にはこの文は読めるけれど、意味がわからないというのは、その分野の知識がないからです。

 

理系の場合は特に、専門用語がカタカナで、カッコ書きで英語が書いてあったりします。

私はそれで勉強しました。

 

 

時間がないときは?各項目の最初の文だけ見よう

 

 

 

 

英語では、大事なことはパラグラフの最初の文章に書いてあるよ!

 

アブストラクト、結論など、各項目の最初の文を読もう。

 

<例>

「結論」のパートなら、最初のパラグラフの最初の一文を読もう。

上の図の赤く塗りつぶしてある「1」のとこ。

そこの1行目!

大まかな内容が掴めるよ!

 

次に各パラグラフ(段落)の最初の文章を読もう!

 

 

This paper,  This study, We, Our などが出てきたらじっくり読む!

 

 

  • This paper(本論文では)
  • This study(この研究では)
  • We, Our(著者の主張)

 

ここに著者の主張が書いてあるよ!

ここはマーカーを引いておこう。

後で見返したとき、すぐ見つかってラクだよ!

 

 

内容が逆になるよ!howeverやalthoughが出てきたら注意!

 

 

  • however「しかし」
  • although「~だけれども」
  • but「しかし」
  • nevertheless「それにもかかわらず」
  • despite「~にもかかわらず」

 

これらが出てきたら内容が変わるってこと。注意!

丸で囲っておこう。

 

 

Google翻訳にかける時の注意点!ここに気をつけて!

 

 

 

 

論文は機械翻訳にかけちゃうと早いですよね。

最近は翻訳の精度も上がってきて、専門用語もだいたい正しく訳してくれます。

大まかな意味をつかむのにとても便利!

 

その時に気をつけること!

 

 

機械翻訳の注意点

構文の解釈を激しく間違っていることがある

  • without ,yetなど否定の意味なのに、肯定文に訳されている時がある
  • andやorで結んでいるものを間違っている時がある
  • 長い文章の時、意味を成さない文になっている時がある

 

 

ちなみに、無料のGoogle翻訳だけでなく、有料の超お高い翻訳システムでも同じです。

自分の目でチェックするの必須です。

 

 

まとめ

 

英語の論文読むの大変ですよね。

最初は地獄です。

最初からスラスラ読める人はいません。

みんな最初はすんごく苦労しています。

だんだん慣れてきます。

一緒にがんばろう!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆