【超実用的】英語にも敬語があるよ!丁寧レベル別に書いてみた

「英語にも敬語ってあるのかな」

「何かをお願いするとき、断るとき、できるだけ丁寧な言い方をしたいよね」

 

直接的に話すと、状況によっては、ズウズウしい、不躾だ、失礼なやつ!と思われることがあります。

 

あまり親しくない相手や、ビジネスの場面では、なるべく丁寧な言葉を使いましょう。

「相手を気遣う気持ち」をもって、円滑なコミュニケーションをしたいですよね!

 

 

丁寧に言うときの3つのルール

 

 

 

 

ラベル名
  • 省略形はやめる
  • 疑問文を使う(相手に選択肢を与える)
  • 時制を変える(それによって間接的な表現になるよ)

 

 

 

  • 省略形はやめる

 

矢印の順に丁寧になります。

例)

I wanna →I want to → I would like to

I’m gonna → I’m going to

I gotta → I ‘ve got to → I have to / I need to

 

 

  • 疑問文を使う

例)Could you open the door? (ドアを開けていただけますか?)

許可を求める言い方がより丁寧となります。

文末にpleaseをつけるとさらに感じが良くなります。

 

 

  • 仮定法を使って時制を変える(それによって間接的な表現になるよ)

I was wondering if you could join us.(参加していただけたらありがたく存じます)

フォーマルな場面や、頼みにくい事などを頼む時に使います。

過去形を使うことで、間接的な言い方、丁寧な言い方となります。

 

 

  • 文章が長くなるほど丁寧
  • 遠回しに言うほど丁寧

 

になるよ!

 

 

【レベル別】丁寧にお願いするときの表現12段階

 

 

代表的な例をご紹介します。

 

 

丁寧度レベル

下に行くほど、丁寧になります。

<丁寧度レベル低い>

1. Open the door. (ドアを開けなさい)

2. Please open the door. (ドアを開けてください)

3. Can you open the door?(ドアを開けてくれますか)

4. Will you open the door?(ドアを開けてくれますか)

5. Could you open the door? (ドアを開けていただけますか?)

6. Would you open the door? (ドアを開けていただけますか?)

7. Could you possibly open the door? (できましたら、扉を開けていただけますでしょうか?)

8.Would you possibly open the door? (できましたら、扉を開けていただけますでしょうか?)

9. I wonder if you could open the door. (ドアを開けていただけたらと思うのですが)

10. Would it be possible for you to open the door?(ドアを開けていただくことは可能でしょうか)

11. I was wondering if you could open the door. (ドアを開けていただけたらありがたく存じます)

12. Would you mind if I asked you to open the door? (ドアを開けていただけますかとお願いしてもお気を悪くされないでしょうか) 

<丁寧度レベル高い>

 

 

丁寧レベル別の解説。ポイントは過去形だ!

 

 

1. Open the door. (ドアを開けなさい)

丁寧さなし。高圧的でとても強い言い方。怒ってる感じ。

 2. Please open the door. (ドアを開けてください)

プリーズ付けても命令文には変わりない。あまり丁寧な言い方ではない。家族間ならオッケー。

3. Can you open the door?(ドアを開けてくれますか)

丁寧さあまりなし。家族や友人など親しい人に使うよ。できる?って可能かどうか聞く言い方。

4. Will you open the door?(ドアを開けてくれますか)

丁寧さあまりなし。これも家族や友人など親しい人に使うよ。やってくれる?って意思を聞く言い方。

5. Could you open the door? (ドアを開けていただけますか?)

この辺から丁寧になってきました〜!

目上の人や初対面の人に使えるよ。できますか?って可能かどうか聞く言い方。

6. Would you open the door? (ドアを開けていただけますか?)

目上の人や初対面の人に使えるよ。してくださいますか?って意思を聞く言い方。

7. Could you possibly open the door? (できましたら、扉を開けていただけますでしょうか?)

possiblyつけるとより丁寧。pleaseでもいいよ。

8. Would you possibly open the door? (できましたら、扉を開けていただけますでしょうか?)

possiblyつけるとより丁寧。pleaseでもいいよ。

9. I wonder if you could open the door. (ドアを開けていただけたらと思うのですが)

I wonder if you canでもいいけど、could(過去形)にしたらさらに丁寧です。

10. Would it be possible for you to open the door?(ドアを開けていただくことは可能でしょうか)

こんなに丁寧にドアをあけてと頼むなんてどんなシチュエーションw

11. I was wondering if you could open the door. (ドアを開けていただけましたら、ありがたく存じます)

過去形で丁寧さマシマシ。ネイティブはI wonder ifよりI was wonderingを使うらしい。過去形で丁寧さマシマシ。

例)I was wondering if you could help me. 手伝ってくださいませんか?

など日常的に使えます。

12. Would you mind if I asked you to open the door? (ドアを開けていただけますかとお願いしてもお気を悪くされないでしょうか) 

自分の行動の許可を得るときに使う表現

 

 

yesとnoが逆になるWould you mind ~ ? の答え方

 

 

Would you mind if I opened the window?(窓を開けてもよろしいでしょうか?)

を例に考えてみよう〜!

yesかな?noかな?

 

 

考え方

Would you mind~?「mind」(気にするか?嫌か?)と聞いています

ですので、返事は以下の通りとなります。

 

  • 気にしない場合→していいよという場合「No」
  • 気にする場合→それをしてほしくない場合「Yes」

 

 

 

 

いいよという場合

 

 

Would you mind if I opened the window?(窓を開けてもよろしいでしょうか?)

「mind」しない(気にしない)場合→窓を開けていいよという場合、「No」という

「ちっとも」「全然」という表現は以下の通り。

  • Not at all.
  • Sure. No problem.
  • Not in the least.
  • Of course not.
  • Centainly not.

 

厳密にはSureはyesの意味で断ってることになるけど、慣例的に使われています。

実際にはジェスチャーや表情で補完されますしね。

 

 

やめてほしいという場合

 

 

Would you mind if I opened the window?(窓を開けてもよろしいでしょうか?)

「mind」する(気にする)場合→窓を開けてほしくない場合、「Yes」という

 

  • I’m sorry.
  • I’d rather you didn’t.(できればご遠慮願いたいです)

 

didn’t」出た!過去形!ここでも距離を置いて丁寧な表現をする仮定法が登場です。

 

 

【過去形の3つのヒ・ミ・ツ】距離を表すことで丁寧な表現になるよ

 

 

過去形のヒミツ

英語では過去形は心理的な距離を表すよ!

 

  • 現在との時間的な【距離感】→過去
  • 相手との【距離感】→丁寧・婉曲な表現
  • 現実との【距離感】→仮定

 

 

 

このように距離を表すのが過去形。

心理的な距離が「遠慮、へりくだり」につながります。

 

 

時制を過去にずらすことで、「現実の話じゃなくてね、もしかしたらの話なんだけど」

現実離れした、仮定の話をすることができます。

(これを仮定法と言います)

お願いごとをするときにこの表現を使うことで、柔らかい表現となり、人間関係を円滑に保つことができます。

 

 

依頼するとき、頼みにくいときを頼むときは

現在のことなのに過去形を使うことで、要求からの「距離」を取り、遠回しに言うことで丁寧に表現できるよ!

 

 

まとめ

 

 

ネイティブは意外と気を遣って丁寧な表現を使います。

 

  • Could you open the door, please?(ドアを開けていただけますか?)
  • I was wondering if you could help me. (もしよかったら手伝ってくれないかな?)
  • Would you mind if I opened the window?窓を開けてもよろしいでしょうか?)

 

などよく聞きます。

 

ダイレクトすぎる言い方は、ムッとされて反感を買うことがあります。

なるべくソフトな言い方を心がけましょう。

初対面の人、ビジネスの場面では、なるべく丁寧な言い方をするのがオススメです。

 

ポイントは3つ!

  • 省略形はやめる
  • 疑問文を使う(相手に選択肢を与える)
  • 時制を変える(それによって間接的な表現になるよ)

 

これでコミュニケーションバッチリ!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆