ある種の性格は生理的なストレスともたらす可能性が高いといういう意味で間違いなく病気のリスクを高めます。
- 抑圧
- ノーと言えないこと
- 自分の怒りに気づかないこと
この三つがある人は自分の感情が表現できないのです。
自分の希望が無視される、優しさに漬け込まれるということになりやすいのです。
こういった状況は、本人がそれと意識するしないに関わらずストレスをもたらします。
それが長年繰り返されだんだんひどくなると、からだの生理的バランスと免疫系の防衛機能を見出し、病気の原因となったり病気への抵抗力を弱めたりするのはストレスなのです。
私もその傾向があります。
怒っていい場面で怒らないで、後から思い出してく〜ってなったりね。
なんで怒らないの?そこは怒っていい場面だよって言われることもあります。
生理的なストレスは性格と病気とを結ぶものということになります。
ある種の性格特性、対処法は、慢性的なストレス状態に陥る可能性を高めるが故に病気にかかるリスクを高めます。
そうした性格に共通するのは、感情を伝える能力の低さです。
自分の感情を効果的に表現する方法を身につけることができないと、なんらかの感情を体験することが生理的なダメージに変換されてしまうかもしれません。
そして感情を表するというのは、子ども時代に学ぶ、あるいは学ばないまま終わってしまう、ものなのです。
私は人を喜ばせたいという強迫観念に取り憑かれていました。
私は自分の心のうちを見つめる代わりに、他の人間の関心を買うことや、人にいい印象を与えることに多くの時間を費やしていたのです。
また、自分は強くあらねば、しっかりしなくてはと小さい時から思っていました。
私は長女で、「お姉ちゃんだから」と言われて育ったし、6歳下の弟の面倒を見るように強制されていたからです。
私は弟の面倒を見るより、まず自分を可愛がって欲しくて、弟の面倒を見るのは大嫌いでしたが。
周りの大人の「WAKAちゃんはしっかりしてるわねー。」と言うのが褒め言葉だったというのもあります。
「強くなければならない」という心の底に潜む思い込みは慢性疾患を持つ多くの人に共通する特性で、一種の防衛と言えます。
両親から精神的な支援を得られないと感じている子供は、「自分はなんでも一人でできる」と言う態度を身につけざるを得ません。
そうしなければ両親に拒絶されたと感じてしまうからです。
拒絶されたと感じないですむ一つの方法は、
- 決して助けを求めないこと、
- 決して自分の「弱さ」を認めないこと、
- 自分は何があっても一人で耐えられるほど強い、
と思い込むことです。
私は、友人が何か悩み事があって連絡してきたからと言ってその人を責めたり批判したりしません。
でも自分にだけは厳しい要求をしてしまうのです。
実は、それは「強さ」とは関係ないのです。
それは私が子供の頃に経験した「無力感」とつながっているのです。
子供は無力な時、必要以上に強さを求めるものなのです。
主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。
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