マイナンバーで副業が会社にバレる?バレない?副業がバレないコツまとめ

こんにちは。WAKAです。

 

この記事は2017年9月現在の情報です。

 

 

クマリーマン

起業に興味あるけど、いきなり会社を辞めるのはできない。

まずは会社に勤めながら、小さく副業を始めたい。

でも、会社には知られたくない…。

 

 

心配クマ

いろいろと事情があって…。

マイナンバーで会社に筒抜けになるのはイヤだなあ

 

 

心配クマ

本業の勤務先にも副業先にも

マイナンバーを提出しないといけないんだよね。

紐づけられてしまう?

 

 

結論から言うと、

 

マイナンバーが原因で副業がバレるということはありません

 

 

内閣府のホームページより

 

  • Q1-6  マイナンバー制度で副業が会社にばれてしまうというのは本当ですか。

 

  • A1-6  マイナンバー制度導入に伴い、地方税関係手続に変更が生じるものではなく、マイナンバー制度の導入により副業を行っている事実が新たに判明するものではありません。

  住民税の税額等は、特別徴収額の決定通知書により給与支払者を経由して納税義務者に対して通知されており、この通知書に前年の給与収入合計額が記載されていることから、 現在でも、勤務先の企業が支払った給与額との比較で、副業を行っている事実が判明する場合もありうると考えます。(2015年12月回答)

 

※参照:マイナンバー(社会保障・税番号制度)|内閣府

 

 

マイナンバー制度ってなに?副業バレに関係あるの?

 

 

 

 

マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の3分野で、

複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます。

内閣府ホームページより

 

 

つまりナニ?

以下に解説!

 

 

マイナンバーは何のためにあるの?

 

 

  • 行政の効率化
  • 国民の利便性の向上
  • 公平・公正な社会

 

 

マイナンバーは何に使われるの?

 

 

  1. 社会保障:雇用保険、社会保険、年金、医療保険の手続、生活保護、児童手当その他福祉の給付
  2. 税:年末調整、確定申告
  3. 災害対策

 

 

などの手続に使われます。

 

マイナンバーの利用目的は厳しく限定されています。

役所が好きに個人の情報をとったりするものではありません。

 

 

心配クマ

そうなのか!

何もかも筒抜けなのかと思ったよ!

 

 

なぜ勤務先にマイナンバーを提出するの

 

 

会社は源泉徴収や社会保険の手続きの際に、

マイナンバーが必要となるからです。

 

扶養家族がいる場合は、家族のマイナンバーも会社に提出します。

副業をしている場合は、副業先の会社にもマイナンバーを提出します。

 

 

マイナンバーを使って、会社は副業を知ることはできない

 

 

 

 

マイナンバーの利用目的は非常に限定的です。

 

  • 社会保障
  • 税金
  • 災害対策

 

の3つのみです。

それ以外には使うことができません。

 

つまり→

  • 会社は「副業をしていること」を知るために利用することはできない
  • 副業に限らず、他の個人情報を入手することもできない

 

 

<結論>

会社がマイナンバーを使って個人情報を入手することはない!

 

 

役所は会社に副業を通知することはできない

 

 

 

 

役所についてもマイナンバーの利用目的は法律上厳格に定められています。

なので→

  • 役所が会社に、社員が副業をしているかどうかを教えることはない

 

 

<結論>

マイナンバーで副業がバレることはない!

 

 

副業でも税金は発生するよ!確定申告って意外と簡単だよ

 

 

 

 

副業でも確定申告が必要です。

 

 

確定申告をしなかったら、するのを忘れたら…

税務調査が入ることがあります。

 

あとで大きなお金を払わなければならなくなります。

もちろん本業の会社にもバレます。

 

 

確定申告はきちんとしよう!

 

 

めんどくさそーな確定申告書の作成は、実はとても簡単です。

 

 

 

<やり方>

 

税務署でもできますし、自宅でもできます!

国税庁のサイト内にある確定申告書作成コーナー

個人情報や金額を入力するだけ!

必要事項を入力すると、自動的に納税額が計算されます。

そのままプリントアウトして、税務署に提出するだけ!

完了!

 

 

 

心配クマ

そうはいっても、

どこに何を入力するのかわからないよ

 

 

大丈夫!

 

 

確定申告の時期の税務署には、

教えてくれる係の方がたっくさんいらっしゃいます^^

 

 

わからないことがあったら、無料で税理士さんに相談ができます。

 

教えてもらいながら、その場で申告することができます。

 

 

確定申告の時期は税務署がめちゃくちゃ混みます

締め切り間際は一番混むようなので、早めに行くと良いですよー^^

 

 

お給料手渡しの場合でも、確定申告は必要です!

 

お給料を支払っている会社は、給与支払報告書を役所に提出します。

つまり、役所は副業をしていることを把握しています

 

きちんと確定申告をしましょう^^

 

 

マイナンバーではバレないけど、住民税には注意!

 

 

 

 

住民税の納付方法には、

「特別徴収」と「普通徴収」の2種類があります。

 

  • 特別徴収:会社の給料から天引き
  • 普通徴収:自分で支払う

 

 

住民税は各自治体が計算します。 

 

 

本業・副業すべての所得を合算して計算します。

そして、住民税額を本業の会社に通知します。

 

 

会社は、あなたの給料からその額を天引きし、

各自治体に納めます(特別徴収)。

 

 

本来より多い・または少ない住民税が請求されていると、

経理担当者が「ん?!」と思い、

会社に副業がバレる可能性があります。 

 

 

副業を知られたくないなら確定申告は「普通徴収」で

 

 

心配クマ

住民税でバレるのか…

 

本業の会社に副業の住民税の通知が

行かないようにする方法が知りたい。

 

 

副業が知られたくないなら、確定申告のときに、

普通徴収を選ぶことが大事です。

 

 

「普通徴収」とは、「住民税を自分で納める」こと。

 

 

確定申告の時に、チェックする欄がありますので、

チェックを忘れないようにしましょう!

 

 

普通徴収ってどうやるの?

 

 

確定申告の時に「普通徴収」にチェックする

会社に通知されない!自宅に通知(納付書を送付)される

自分で支払う。おしまい!

 

 

本業のお給料からは今まで通り、

本業の給料に対する住民税が天引きされます。

 

 

<まとめ>

確定申告する場合:確定申告の時に「普通徴収」にチェックする

 

 

【注意!】確定申告が不要でも住民税の申告は必要!

 

 

条件によって、確定申告が不要な場合があります。

不要な条件 → 年収2000万円以下で副業の収入が20万円以下の場合

 

 

確定申告は不要ですが、年末調整で計算していない収入が

あることに変わりありません。

 

 

20万円以下の場合は所得税は請求されませんが、

住民税は納める必要があります。

 

 

そのため確定申告を行わない場合は、

各自治体で住民税の申告が必要となります。

 

 

この場合は、自治体の窓口で副業分の住民税を「普通徴収」に

してもらえるように依頼しよう!

 

<まとめ>

確定申告をせず、住民税の申告のみする場合:

自治体の担当窓口で副業分の住民税を「普通徴収」にしてもらえるように依頼する

 

 

それでも副業がバレることが心配なあなたへ

 

 

クマリーマン

きちんと確定申告することが大事なんだね。

 

念には念を入れたいなあ。

他にできることはないかな?

 

 

役所に確認しよう!

 

 

本業の会社に送付される住民税の通知に

バレるような情報が載っていないか役所に確認してみよう!

ちゃんと普通徴収になっているか、聞いてみよう!

 

自分が間違っている可能性もありますし、

役所の人が間違う可能性もあります。

 

 

一筆書く! 

 

 

確定申告の時に、本業の会社に知られたくないことを一筆書いて

添付しよう!

 

 

絶対にバレないという保証はありません。

本業の会社にしっかりと副業の許可を取り、覚悟を持って始めましょう^^

 

 

【注意!】副業が「アルバイト」の場合は「普通徴収」にできない

 

 

住民税を「自分で納付」(普通徴収)にできるのは、

給与・公的年金等に係る所得以外」です。

 

 

アルバイトのように、副業が給与所得の場合は、

普通徴収を選択できずに「特別徴収になる可能性が高いです。

 

 

全国的に「特別徴収を推進」という流れになっています。

 

つまり、本業の勤め先にバレます。

 

 

自治体によるので、ご自分で確認してみましょう!

 

 

それでもアルバイトをしたいあなたへ。個人事業主がオススメ

 

 

雇用関係を結ばない、個人事業主になる方法があります。

 

雇用関係があると→「給与所得」となり→「特別徴収」となりますが、

個人事業主だと→「雑所得」または「事業所得」となり→「普通徴収」を選択できます。

 

 

赤字申告すると、普通徴収にしててもバレる!

 

 

 

 

<理由>

「総合課税」(他の所得と合算して税金を計算する制度)により、

赤字の場合は、本業の会社の住民税が減額されるから!

 

 

事業所得が赤字の場合には、

所得税が減額されるだけではなく、

住民税も減額されます

 

 

住民税が減るのは嬉しい!

でも本業の会社にバレます。

 

 

他に、会社に副業がバレてしまう原因は?

 

 

  • 住宅ローン控除
  • 医療費控除
  • ふるさと納税
  • 自分の態度(本業がおろそかになる、など)
  • 自慢話、愚痴(自分で話してしまう)
  • 人が見かけた、噂で聞いた
  • SNS
  • ブログ 

 

 

意外と、仲良しの同僚に話す、飲みの席で話すなど、

自分でバラしちゃう人が多いようです。

 

 

まとめ

 

 

副業を行うことは法的には問題ありませんが、

本業に支障が出ないようにすることが大前提です。

 

絶対に副業がバレないという保証はありません。

 

その上で、結論。

 

  • マイナンバーで副業が会社にバレることはありません。

 

 

副業がバレる理由は、マイナンバー導入前と同じものばかりです。

 

  • 確定申告をしていない。または、し忘れたことにより税務調査が入る
  • 住民税の通知によるもの

 

がほとんどです。

 

副業を知られたくないなら

 

  • 確実に確定申告を行うこと。

 

が大事です。

 

ただし、どんなに手を尽くしても、絶対に副業がバレないという保証はありません。

制度も変わっていきます。

 

副業をする上では

 

  • 「本業の仕事をおろそかにしない」

 

が大前提だと思っています。

その上で、取り組むようにしてください^^

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆