こんにちは、WAKAです。
起業して、ビジネスを成功させるには、どうしたらいいか?
お客様を集めるにはどうしたらいいか?
みなさん自然とそういうの考えてらっしゃると思います。
それがマーケティングです。
難しいイメージのマーケティング。
簡単にまとめてみました。
- マーケティングの基礎を知りたい人
- 自分のビジネスを進める方向性を、根拠とともに知りたい人
もくじ
マーケティングって何?
マーケティングの定義は人によって様々。
私が考えるマーケティングの定義は、
「ターゲットを見極め、必要とする人に届くような
『売れる仕組み』を考え、お互い利益を得ること。」
です。
あなたは、売れる仕組みをどうやって考えていますか?
漠然と考えても、なかなか思いつかないですよね。
わかるよ〜!!
まず何から考えたらいいのか、知りたい。
うん、うん、わかります。
- 1つ目、お客様を知ること。
→お客様は何を必要としているのか?(ニーズ:needsと言います)
→お客様は何があったらいいなーと思ってるのか?(ウォンツ:wantsと言います)
- 2つ目、自分のビジネスの強みと弱みを知ること。
- 3つ目、ライバルを知ることが大事だよ。
こういう情報を整理する方法の一つに、
3C分析というものがあります。
自分のビジネスについて、3C分析をしてみよう
3C分析とは、以下の3つの頭文字をとったもの。
- Customer :顧客(ターゲット)
- Company :自社(自分のビジネス)
- Competitor:競合(ライバル)
(詳しい説明は下に!)
これらを考えずにビジネスを始めるのは、
目隠しして運転するようなもの!
運がいいとうまくいくけど、
運が悪いとピンチになっちゃいます…。
3つのCを明確にすることで、
自分のビジネスの方向性が見えてくるよ!
例えば、私はカフェが大好きなので、
カフェを例に書いてみますね。
Customer:顧客分析
3C分析の1つ目、Customer:顧客の分析
をしてみよう!
一番大事なのがこれ!
ビジネスは「顧客」あってこそ成り立ちます。
↓ この記事に顧客分析、市場調査について書いたよ。 読んでみてね!
Company:自社(自分のビジネス)の分析
3C分析の2つ目、Company:自社(自分のビジネス)
の分析をしてみよう!
さっぱりわからない…
ですよね。
「カフェを開業したい」を例にあげて、考えてみよう!
簡単にできるのは、アンケート調査です。
客観的に比べるのが大事!
- 家族や友人、知人にアンケート調査をしてみよう。
アンケート項目を作って、お店ごとに100点満点で何点か、
点数をつけてもらおう。
- 自分のカフェでドリンクやフードを出したい、という場合、
試作品を試してもらって、他のお店の場合と同じように点数をつけてもらおう。
↓ 例えば、こんな感じにすると、分かりやすいよ。 ↓
出典:「好きなカフェとそのイメージ」http://japanbrand.jp/ranking/nandemo/5.html
一覧表にして、点数化すると特徴がパッとわかるよ!
グラフにするのもいいね!
自分の強み・弱みは?自分のサービス範囲は?
例えば、自分が「カフェを開業」するとしたら?
自分の強みと弱み、サービスはどんな感じになるか、具体的に書き出してみよう!
<自分のカフェの強み>
<飲み物・食べ物>
- カフェインレスコーヒー、ルイボスティーなど健康的なイメージのメニューがある
- 糖尿病、ダイエットなど糖質制限している人向けに、ランチのご飯をキャベツの千切りに変えられるサービスがある
- 最近増えているイスラム圏の人に向けて、ハラール(イスラーム法において合法なものの事をハラールという)に対応している。
- 子供向けメニューがある
<サービス>
- おしゃれで座り心地の良い椅子がある
- 各席に電源2つあり
- フリーWi-Fiあり
- カフェとレストランのいいとこ取り
- テイクアウトあり
- 禁煙
- イベント時にはカフェの一角に子供向け撮影スポットあり(ハロウィンなら背景と魔女の帽子、ちょっとしたコスプレなど)
- 開店時間が早く、朝コーヒーを飲みたい人、モーニングを食べたい需要を取り込める
- オリンピックに向けて、外国人客にも対応できるように、メニューがすべて写真付き。
- オリンピックに向けて、メニューが数ヶ国語で記載。
- 簡単な英語対応が可能。
- ムスリム(イスラム教徒)のための礼拝スペースがある
- クレジットカード、スイカ、パスモが使える
<ターゲット>
- 高齢者。年配の人が多く、さっと食べてさっとでる人がほとんど。回転が早い
- 外国人旅行客
- 子連れママ
<自分のカフェの弱み>
- 地域密着のため、知名度が低い
- 日本に来る旅行客や地域に住んでいる外国人に認知されていない
- 立地(住宅街なので通勤客は見込めない)
- お客様の年齢層が高いため、定番商品以外は売れにくい
- イベント施設でイベントがない日や、雨の日はお客様が少ない
<自分のカフェのサービス範囲>
- モーニング
- ランチ
- 定番の飲み物
- 季節限定の特別なドリンク
- 定番のスイーツ
- 季節限定のスイーツ
- ハラール
- ハンドメイド製品販売
<他者との差別化。自分のカフェの独自性>
- イスラム圏の礼拝、ハラールに対応
- 子供向けミニイベント→イベント時の撮影グッズ、撮影スポットを提供
- 手作りの雑貨販売。オンラインで同時に販売
- 自分の店を全部貸し切り、または半分貸し切りにして、イベントスペースにする
- 地域の交流スペースとして、ハンドメイドが得意な人から場所代をいただいて販売
- 数ヶ国の外国語に対応
- イスラム圏の人が安心して食べられるようにハラールに対応
Competitor:競合(ライバル)の分析
3C分析の3つ目、Competitor:競合(ライバル)
の分析をしてみよう!
競合他社を分析して、独自性を出そう!
競合(ライバル)の強み・弱みは?サービス範囲は?
「カフェを開業したい」を例にあげて、考えてみよう!
まず、ライバルを洗い出そう。
ライバルは、あなたが提供する価値を持つもの、すべて!
カフェの場合、ライバルは飲食店のみとは限りません。
- 飲み物なら、自販機だって、コンビニだって競合になります。
もちろん、スーパーもです。
イートインコーナーがあればなおさら。
- あなたのカフェがくつろぎを提供しているなら、
同じようにくつろげる漫画喫茶なども競合になります。
- イベントの場所を提供しているなら、
イベントスペースも競合になります。
- 地域の人のおしゃべりの場になっているなら、
公共の交流スペースも競合になります。
- 他のカフェ
- レストラン
- ファミレス
- ファストフード
- コンビニ
- 自動販売機
- スーパーのイートインコーナー
- イベントスペース
- バー
- 公共の場所
など、競合(ライバル)となるお店を思いつくだけ洗い出してみよう。
じっくり観察してみよう。
具体的に、何を観察したらいいんだろう?
例えば、以下の項目をチェックしてみよう!
- 立地は?
- サービスの仕方は?
- お店の規模は?
- 席数数は?
- カウンターやテーブルなどの席構成は?
- スタッフの人数は?
- スタッフの性別や年齢層は?
- 内装は?
- メニューは?
- メニューの呼び名は?(スタバならトール、グランデなどおしゃれ)
- 自分好みのオリジナルのカスタマイズはできる?
- 料金は?
- 客単価は?
- 営業時間は?
- 定休日は?
- お客様の年齢層は?
- 他のカフェは、ファーストフード店、ファミレスとの差別化をどのようにしてる?
調べたことを
一覧表にしてみよう!
グラフにしてみよう!
可視化すると、強み、弱み、問題点がわかりやすいよ!
まとめ
起業して、ビジネスを成功させるには、どうしたらいいか?
お客様を集めるにはどうしたらいいか?
そういうのを考えるのがマーケティングだよ。
情報を整理するためのツールとして、
3C分析があります。
- Customer :顧客(ターゲット)
- Company :自社(自分のビジネス)
- Competitor:競合(ライバル)
の頭文字をとった分析方法です。
それぞれについて、具体例とともに簡単に解説しました。
これをすることで、
自分のビジネスを進める方向が見えてくるよ!
分析結果を一覧表やグラフにまとめてみよう!
可視化すると、自分のビジネスの強み、弱み、問題点がパッと見えてくるよ。
主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。
詳しいプロフィール→こちら☆
売れる仕組みって言われても…
そんな難しいこと思いつかないよ。
なんとなく、お客さんどうやったら来てくれるかなーとは考えてるけど…。