こんにちは、WAKAです。
- これから起業を考えてる人
- 需要を調べる方法を知りたい人
- 集客に悩んでいる人
もくじ
「好きを仕事にする」のに大事なことは、需要があること!
私が考える起業のキーワードはこれ。
この3つがそろうと成功します!
好き × 行動 × 需要(マーケット)
起業する時は、「好きを仕事にすること、行動すること、需要があること」
が大事です。
「好きを仕事にすること、行動すること」については前記事で書きました。
今回は、「需要があること」について書きます。
「好き」を仕事にしたい!と思っても、
お客様がいなくては、仕事が成り立ちません。
まず、自分のビジネスに需要があるかどうか、調べてみよう。
お客様をよ〜〜く知ろう
ビジネスは、お客様が必要とするもの、ほしいものを提供し、
その対価としてお金をいただきます。
お客様をよく知らなければ、その欲求を満たすことができません。
つまり、
お客様をよ〜〜く知ることが大事だよ!
そのために、ペルソナ(以下で説明)を設定することが必要です。
ペルソナを明確にしよう
ペルソナって、具体的なターゲットのことです。
ペルソナを設定するのは非っ常〜〜〜に大事です!!
これはカフェ開業の例に限らず、すべてのビジネスに言えます。
「たった一人に向けて作られた商品・サービス」が
「多くの人に支持される商品・サービスになる」
のです。
一人に絞り込み過ぎたら、他のお客さんは来ないのでは?
意外ですか?意外ですよね!
私も最初はターゲットが広い方がいいと思っていました。
<ペルソナを絞っていい理由>
ペルソナをたった一人に絞っても、
実際にはそのペルソナに似た人がたくさんいるのです。
たった1人に向けて作られた商品・サービスは
他の人にとっても需要があることが多いのです。
<ペルソナを設定するメリット>
- ペルソナの視点で、客観的かつ具体的に考えることができる
- 一貫したメッセージや価値を持つ商品やサ ービスを提供できる
- チーム内で明確なターゲット像を共有できる
<ペルソナを設定する方法>
例えば、以下のことを超具体的に書き出します。
- 顔写真(またはイラスト)
- 名前
- 年齢
- 性別
- 職業
- 経歴
- 服装
- 食生活
- 家族構成
- 居住地域
- 性格
- 価値観
- よく口にする言葉
- 好きなこと
- 嫌いなこと
- 悩み
- 読んでいる雑誌
- 見ているテレビ番組
- 普段行くレストラン、カフェ、スーパー
- 1日の過ごし方
具体的であればあるほど良いのです!
それにより、
自分のビジネスに一貫性を持たせることができます!
ちなみに、ブログを書くときも一緒だよ!
ペルソナを設定して成功したSoup Stock Tokyoを見てみよう!
三菱商事の社内ベンチャーとして発足し、
15年目で売上高84億4,000万円(2015年3月時点)と大成功を収めている
Soup Stock Tokyoを見てみよう。
Soup Stock Tokyoが創業時に設定したペルソナが「秋野つゆ」さん。
いったいどんな人?!
<基本情報>
- 秋野つゆ
- 37歳
- 女性
- 都内在住
- 独身か共働きで経済的に余裕がある
- 都心で働くバリバリのキャリアウーマン
<特徴>
- 社交的な性格
- 自分の時間を大切にする
- シンプルでセンスの良いものを追求する
- 個性的でこだわりがある。
- 装飾より機能を好む
- フォアグラよりレバ焼きを頼む
- プールに行ったらいきなりクロールから始める。
ここまで細かくストーリーを作るって驚きですね!!!
これがとーっても大事なのです。
超具体的に、ペルソナの好みや、性格、ライフスタイルを設定することで
↓
- シンプルでセンスの良いものを好む「秋野つゆ」に合った店舗設計
- 「秋野つゆ」が来るような立地に出店
- 「秋野つゆ」が来ないような場所は、一般的に人気の場所でも出店しない
- 「秋野つゆ」が好む無添加で旬な素材などを使ったスープを販売
- 「秋野つゆ」が好むような接客をする
↓
これらが実現でき、売上高84億4,000万円(2015年3月時点)
という大成功につながったのです!
・安心無添加のブイヨンなら、こだまいきいき農場の野菜ブイヨン
ライバルがいるのは、つまり需要があるってこと
自分が考えた起業ネタ、オリジナルのすごくいいアイデア
だと思ったのに、
すでにこんなにやっている人がいる!!
ショックを受けたかな?
問題ないよ!気にしないで!
それはとてもいいことなんだよ!
ライバルがいるってことは、需要があるってこと!
インターネット上にライバルがいるか?
リアルにライバルがいるか?
これも需要の有無を見分けるコツとなります。
どれぐらいの需要があるか、市場調査をしてみよう
例えば、私はカフェが大好きなので、
カフェを例に市場調査の方法を書いてみますね。
例:「カフェを開業したい」
- 商圏(自分のカフェに集客できる範囲)の人口は?
- 性別、年齢別の人口は?
- 一人暮らしが多い地域?
- ファミリー世帯が多い地域?
- 近くに駅、病院、イベント施設、スーパー、公民館、大きな公園など、人が集まる場所はあるか?
具体的に足を使って調べてみよう
「カフェを開業したい」を例にあげて考えてみよう!
もしも具体的に場所の候補があるなら、
- 朝から晩まで、1時間ごとに、時間帯別、曜日別の通行量を「正」の字を書いて数えてみよう
- その場合、年齢、性別ごとの人数を数えよう
- 朝・昼・晩、平日・休日、晴れの日・雨の日など、色々なパターンでの通行量を調査しよう
- お店の前を通っているターゲット層の何%の人が入店してくれたら、黒字になるか?
- 顧客数・顧客単価・頻度を計算してみよう
- 平日は何人の顧客が見込めるか?休日は?雨の日は?
- 競合店の店員さんの月商を調べよう。そのお店の前を通るのは何人で、そのうち何%が入店しているのか?自分のカフェがどうなれば、同等の売り上げが見込めるか?
将来性があるか考えてみよう
- その地域の人口ピラミッドを調べてみよう。
→「人口ピラミッド 自治体の名前」で検索すると簡単に出てきます。
- もし高齢者が多い地域だったら
→高齢者が来やすいカフェなら、高齢化が進む一方だからうまくいくだろう。
→若者がメインのカフェなら、少子化の影響で顧客が減っていく可能性がある。
- 政策や世界の金融状況により仕入れ値が変動した時、対応できるか
潜在的な需要はありそうか、調査してみよう
- 駅から離れた住宅街で近くにカフェやレストランがほしい
- ゆっくりできる空間がほしい
- 子連れでも入れるカフェがほしい
- 高齢者→友人同士で集まれる場所がほしい
- 高齢者→家にいたら気が滅入るので、外に出るきっかけの場所がほしい
- 手頃な値段で軽く食べれる場所がほしい
- または、ちょっと高めの価格でもいいので、無添加、オーガニックにこだわりたい
まとめ
何で起業するか、サービスが決まったら、
まず、自分のビジネスに需要があるかどうか、調べてみよう。
お客様が必要とするもの、ほしいものを提供するためには、
お客様をよ〜〜く知ることが大事だよ!
そのために、ペルソナを設定すること。
超具体的に、細かく、リアルに設定するのが非っ常〜〜〜に大事です!!
どれぐらいの需要があるか、市場調査をしてみよう
どのぐらい利益が得られるか、見えてくるよ!
主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。
詳しいプロフィール→こちら☆
でも、そもそもお客様はいるのかなあ?