こんにちは、WAKAです。
起業したい。開業したい。
貯金で全部まかなえるのが理想だけど…そうもいかない時もありますよね。
そんなお悩みありませんか?
個人事業主は、法人よりも資金調達が難しいです。
そういう時に活用できる助成金、資金調達について書いていきます。
もくじ
あなたは【助成金や補助金】を利用してますか?たくさんあるよ!
助成金や補助金の制度は、情報戦です。
知っていれば得をする、知らない人は損をする
仕組みになってます。
ここで助成金・補助金について知って、
あなたの事業に合うものを探してみましょう。
【助成金や補助金】ってなに?
【助成金・補助金とは】
国や地方自治体から受け取ることができる支援金のこと。
返済不要!
返済不要なのが他の融資と一番違う点です。
【助成金と補助金】の違い、それぞれの特徴を一覧表にまとめたよ
- 助成金:要件を満たせば、原則誰でも受けられる。
- 補助金:審査があり、審査に通らなければ受けられない。
助成金と補助金の違いを一覧表にまとめました。
助成金 | 補助金 | |
---|---|---|
助成金の管轄 | 厚生労働省が多い | 経済産業省が多い |
対象 | 雇用の増加、従業員の能力開発、環境改善など | 地域活性化、産業の復興、研究開発、エネルギー、環境、二酸化炭素削減、海外展開など |
難易度 | 簡単(要件を満たしていれば通る) | 難しい(要件を満たしていても審査により通らない場合あり。倍率も高い。) |
審査内容 | 要件を満たしているか | 要件を満たしているか、どのように社会の役に立つか、雇用を創出するのかなど |
申請期間 | 長い(1ヶ月〜通年など) | 短い。約1週間〜1ヶ月 |
受給金額 | 助成金により、数千円〜1,000万円 例)キャリアアップ助成金なら500万円から1,000万円 | 数十万円〜数億円 |
相談窓口 | 各自治体の創業に関する窓口、税理士、社会保険労務士、行政書士 | 各自治体の創業に関する窓口、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、民間のコンサルティング会社 |
支給時期 | 早いもので1か月、遅いものでは3~6か月後 | 事業期間が終了し、完了報告書提出の日から2~3か月後〜数年後 |
【助成金と補助金】いつもらえるの?
助成金・補助金は後払いです!
申請したらすぐお金が振り込まれるわけではありません。
事業を実施し、完了報告書を提出した後に、初めて支給されます。
つまり、事業の開始から補助金が支払われるまでの間の資金は、
自分自身で調達する必要があります。
【助成金】どうしたらもらえるの?
助成金は、受給要件を満たしていれば、誰でも受けられます!
【助成金】個人事業主でも使えるの?
使えます。
意外とたくさんあります。
地域活性化のため、各自治体に、独自の助成金が多くあります。
対象となる経費も様々です。
【助成金】個人事業主もOK!各自治体にいろいろあるよ!
各都道府県、市町村のホームページを見てみましょう!
市町村のホームページを見ると、
資金調達の相談会なども無料で・または格安で行われています。
そういう場で、専門家に相談することもできます。
または、自治体の創業・起業窓口で相談することもできます。
<例>東京都の場合
例えば、東京都に事業所があるなら、
があります。
リンク先を見ると、創業者等の条件(1)に
「個人事業の開業の届出を行ってから5年未満の個人」
と明記されています。
助成額は300万円です。
<例>千葉県の場合
千葉県にも独自の資金調達支援があります。
たくさんありますよー!
こちらのリンクをごらんください。→☆
千葉商工会議所のホームページには、以下の補助金も載っています。
クリックすると、それぞれのサイトへ飛びます。
【助成金】どんなのが活用されているの?【3つ挙げてみたよ】
創業のほかは、基本的に雇用に関するものが多いです。
スタッフを雇う場合は、必ず申請しよう!
-
非正規雇用のスタッフを正社員へ転換する場合に助成される
-
スタッフの教育をする場合に助成される
景気悪化など経済上の理由により、
一時的な雇用調整(休業、教育訓練または出向)を
実施することによって、従業員の雇用を維持した場合に助成される
【補助金】助成金と違う補助金の特徴
- 補助金はほとんどが公募制。
- 受付期間が決まっている(比較的短い)
- 期間内に応募しなければ補助金を受けることができない
- 補助金は予算の上限が決まっているので、その上限に達し次第、受付が締め切りになる。
- または、予算の上限ではなく、採択件数が決まっている場合もある
- 受付期間の後半になるほど採択が難しくなる(早めに出しましょう!)
【補助金申請の流れ】
申請
↓
要件を満たしているものを審査
↓
審査に通ったら補助金をもらえる!
【補助金】どうしたらもらえるの?
補助金にはいろ〜〜んな種類があります。
補助金で検索すると、びっくりするぐらい多種多様なものが出てきます。
見るのも一苦労ですよね。
探し方は次の記事で書きます!
<追記>書きました!
補助金の審査には事業計画書が必須です!
面接の際には、事業計画書をもとに
- この事業がどのように社会の役に立つか
- どのようなニーズを満たし、雇用を創出するのか
などを、第三者に伝わるようにアピールする必要があります。
それが認められれば、補助金を得ることができます!
【補助金】起業・開業するなら「創業補助金」を検討しよう!
もしあなたが起業しようと考えているなら、
がオススメです。
これから創業する方が対象の補助金です。
新たなニーズを興し、雇用の創出を促す創業プランを応援する補助金です。
個人事業主も申請できます。
【創業補助金】実際のところ、いくらもらえるの?
補助金の額は以下の通りです。
下で解説しています。
補助率:1/2以内
補助金額の範囲
①外部資金調達がない場合:50万円以上100万円以内
②外部資金調達がある場合:50万円以上200万円以内
【解説】
補助金の額は、外部資金調達があるかどうか
(=金融機関からお金を借りるかどうか)
で変わります。
- 金融機関からお金を借りる場合
補助率: 経費の2分の1まで
補助金額: 50万円以上200万円以内
- 金融機関からお金を借りない場合
補助率: 経費の2分の1まで
補助金額: 50万円以上100万円以内
計算は、このようになります。
↓
例1)金融機関からお金を借りた。使った経費が260万円
補助率は260万円×2分の1=130万円
補助金額の範囲内!
全額受けることが可能。
例2)金融機関からお金を借りた。使った経費が500万円
補助率は500万円×2分の1=250万円
補助金額の上限200万円を超えてしまう!
全額は受けられない。
補助金は上限の200万円までとなる。
【創業補助金】対象となる経費
書類作成にかかる費用、店舗借り入れ費用、
人件費、設備費、広報宣伝費、マーケティング調査費、委託費など
幅広いです。
【創業補助金】募集期間
平成29年度の募集は終了していますが、毎年募集を行っています。
募集期間はだいたい4月〜5月です。
- 平成28年度の募集期間は4月1日~4月28日
- 平成29年度の募集期間は5月8日〜平成29年6月2日(金)
開業・創業予定の方は、定期的にチェックしてみましょう。
【創業補助金】採択件数はどんな感じ?採択された事業の内容を知りたい!
平成28年の採択件数は以下の通りです。
↓
平成28年4月1日~平成28年4月28日(電子申請は4月29日)の期間で公募を行ったところ、
応募総数2,866件、採択総数136件でした。
なかなか狭き門ですね!
同じ補助金に対する平成29年の結果は以下の通りです。
だいぶ違う!
↓
平成29年5月8日~平成29年6月2日(電子申請は6月3日)の期間で公募を行ったところ、
応募総数739件、採択総数 109件でした。
おお?!前年が厳しかったからか、応募する人がかなり減ってる!!
採択率上がってますね。
採択一覧を見てみると、いろんな業種があります。
平成28年度 創業・第二創業促進補助金 採択一覧(創業)【134件】
ぜひあなたも挑戦してみてはいかがでしょうか。
助成金・補助金は頻繁に制度が変わります。
最新の情報は厚生労働省や各自治体のサイトでご確認ください^^
まとめ
【助成金・補助金とは】
国や地方自治体から受け取ることができる支援金のこと!
返済不要です!
【助成金と補助金の違い】
- 助成金:要件を満たせば、原則誰でも受けられる。
- 補助金:審査があり、審査に通らなければ受けられない。
起業、開業するときは、「創業補助金」がオススメです!
無料で専門家に相談できる相談窓口もあります。
自治体のホームページをチェックしてみましょう!
主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。
詳しいプロフィール→こちら☆
お金がほしい…。
どうやったら資金調達できるんだろう。