北海道大学総合博物館 CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットと北方研究

北海道大学総合博物館に行ってきました。

なぜ北大総合博物館かというと、こども科学電話相談の小林 よしつぐ(快次)先生でおなじみだったからです。

「ダイナソー小林」と言われる恐竜の先生です。

むかわ竜が見たいっ!と行ってきました。

むかわ竜は、「日本の竜の神 カムイサウルス・ジャポニクス(通称 むかわ竜(むかわ町穂別産))」です。

結果的にはいなかったんですけどね笑。

むかわ竜は、むかわ町の穂別博物館に展示されているようです。

 

それはそれとして、たっぷりある展示をじっくりと楽しみました。

博物館大好きなのです。

一階は北大の歴史。北海道大学の前身である札幌農学校からの歴史の展示です。

2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章名誉教授の研究を紹介する記念展示室もあります。

クラーク博士の説明。

南北戦争に出征したことがあるんですね!

クラーク精神。

校則を破り捨て、「こんなことで人間が造れるか。紳士たれ。これで十分だ。」

CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットです。

大量の火薬や危険物(液体燃料)を使用するロケットには安全管理費用がかかります。

この費用はロケットの規模にあまり依存しないため、ロケットを小さくしすぎると安全管理費用が割りに合わなくなります。

プラスチックを燃料、液体酸素を酸化剤とするCAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットでは、火薬も危険物も使用しないため、安全管理費用の大幅な削減により、経済的に小型化することが可能です。

技術開発の基盤そうで利用可能な小型ロケットにより、宇宙輸送の未来を創出します。

CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケットの開発は1998年に始まり、2002年3月に初号機の打ち上げ実証実験に成功しました。

北方研究!北海道の大学らしいですね!

アイヌ語、ウィルタ語、ツングース語、アリュートル語、モンゴル語、満州語ですって!

聞いたことない言語がたくさん!

これはDNAマイクロアレヤーです。

多数のDNA断片をプラスチックやガラスなどの基盤上に高密度に配置する装置です。

作成した基盤を用いたマイクロアレイ解析によって、細胞内で発現している遺伝子情報を網羅的に検出できます。

江戸時代の薬箱と、薬草をゴーリゴーリひく道具です。

やげん(薬研)というそうです。

薬用植物とその標本がありました。

北海道大学薬学部・大学院薬学研究科には附属薬用植物園が設置されているそうです。

見てみたい!

これが薬用植物の標本です。

寒い国での靴。いかにも暖かそうですね。寒さが忍ばれます。

上のは室内履きですって。室内でもこんなに暖かそうなのを履かないといけないほど寒かったんですね。

下のは子供用ウンティ(冬毛トナカイ毛ブーツ)。

ウンティとは、冬用の長靴を意味するサハ語です。

東シベリアのサハ共和国で話されている言語だそうです。

毛皮の長靴というと、私にはなじみがありませんが、シベリアでは長い冬のあいだ日常的に使用される履物だそうです。

トナカイと北方民族の衣装です。

左は-25℃前後用の手袋、右は-40℃以下用の手袋です。

どんな寒さだか想像もつかない!

ホッキョクグマがいました。がおー。

全体像。大きいです。

北極域研究センターがありました。

さすが北大!そして寒そうだ〜。

古いパソコンが展示されていました。

当時、化学構造式を書けるのはMacだけであり、化学系の研究室ではMacが主流だったそうです。

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆