AI搭載衝突予防システム「MINIEYE」 【ドライブレコーダー機能・スマホ連動対応】

商品の概要と開封

AI搭載衝突予防システム「MINIEYE」 【ドライブレコーダー機能・スマホ連動対応】を購入しました。お値段は5万7千円ぐらいです。今の車を購入したとき、安全運転サポート機能を付けたかったのですが、付けるためにはナビのグレードを最上位まで上げる必要があり、差額が50万円くらいだったため断念しましたが、本当に安くなったものです。

車両のフロントガラスに取り付けたカメラが、前方の車両・オートバイ・歩行者・自転車・車線を検知します。

検知したものまでの距離と相対速度に基づき計算された【衝突するまでの時間】を計測し、衝突の危険が迫ると未然にアイコン表示と警告音による警報を出します。

例えば、追突警報は、時速30km以上で走行中、前方の車両を識別し、追突の危険が3秒以内に差し迫った場合に警報を発します。

かなり丁寧な梱包で、Apple製品を思い出していました。

セットアップ

組立はカメラと本体を接続するだけで、後の作業はケーブルの接続だけです。電源接続は、12Vのシガーソケットを使い、そこから電源が取れれば使えます。シガーソケットからの電源を途中の分岐ヘッドまで繋げ、そこからディスプレイと本体に分岐させますが、この分岐ヘッドとディスプレイのケーブルには向きがあるので注意が必要です。

我が家では、このディスプレイは中央に付けましたが、助手席からも見れるので、これが正解だったようです(助手席の人が余裕があるときに眺めるといいです)。

分岐ヘッドから本体に接続をしますが、本体にはもう一つ接続口があり、そこにはGPSユニットのケーブルを繋ぎます。両者のケーブルは形が違うため、間違える心配はありません。色々と配線が必要ですが、これをどうやって綺麗にするか、という問題がありますが、接続するだけなら何とかなります。無事に接続できれば、シガーソケットから12Vが供給されると起動します。

最初に色々な設定のため、スマホとの接続が必要です。電源が入ると、Wifiのアクセスポイントとして「MINIEYE-XXXX」が見付かるので、ここに接続します(パスワードは説明書に記載)。予めダウンロードしておいたアプリ(説明書に案内あります)を起動すると、ディバイスに接続ができます。ここで、microSDのフォーマットや車幅の設定、それからカメラの取り付け位置が中央から何cmずれているか、などの設定を入れます。説明書の下に定規が書かれているのでそこで車の中央からの距離が測れます。所々、中国語が残っている箇所がありますが、まぁ何となく分かります(笑)

機能とその感想

AI搭載衝突予防システム「MINIEYE(ミニアイ)」は以下のような機能を持っています。

▶見やすい2.4inchディスプレイ

確かに見やすく、昼間でもしっかりと確認できます。一方で夜も眩しすぎないくらいに自動的に照度を調整してくれているようです。

▶リアルタイム3Dマッピング搭載

先行車や歩行者などを認識して3Dで表示します(ただ、あまりこの画面を注視することはありませんが…)

▶前方車間距離/歩行者距離警報

前方車両はしっかりと認識して距離を0から5までの数値でディスプレイに表示してくれます。また衝突の可能性のある車や歩行者は赤く表示されます。

▶前方車両/歩行者衝突警報

前方車両衝突警報は2つの認識システムがあり、時速30km以上とそれ未満に分かれています(スマホアプリから一方を厳しめにチェックするなどの設定が可能です)。前方車両はしっかりと認識して警告を出してくれます。また道路が曲がっている場合はその曲がりまでは認識していないようで、曲がった道路の先の停車中の車がいた場合、警報などは出ずに運転者が避けないとそのままぶつかりそうでした。またバイクの認識も完全ではなく、先行車の後にバイクが続いた場合、先行車が2台前の前方車両のみの警報となり、警報のみを過信するとバイクに衝突してしまう状況もありました。

歩行者はまた別の設定が可能でありますが、歩行者は認識はあまり安定せず、明らかに前にいるようなときは認識しますが、警報は出たり出なかったりするようです。また歩行者のすぐ横を通過するような状況では、あまり警告のようなものは出ません。真ん前でないと警告が出にくい印象です。

雨天時ですが、前方車両の認識はワイパーが機能する範囲にカメラが設置されていた場合、問題なく認識してくれるようです。ただ、晴れのときよりも少し認識が遅くなったようにも感じました。

▶車線逸脱警報

きちんと車線のラインを認識します。時速70km以上のとき、車線から逸脱したことを警告してくれるようです。設定で時速60kmや80kmに設定することもできます。高速道路での車線逸脱を知らせてくれる機能と思われます。実際にこの機能が動作したことはまだありませんので、機会があれば追記します。

▶前方車両発進のお知らせ

これもかなり正確に動作し、後ろの車にクラクションを鳴らされる心配が減りました。自分自身が先頭で信号待ちしている場合は認識しませんので、その場合は信号に注意する必要があります。

▶HDドライブレコーダー機能付き

かなり綺麗な動画が撮影されます。最大128GBのmicroSDカードが搭載でき、保存されます。

▶スマートフォンで映像確認可能

少し遅延がありますが、スマートフォンにリアルタイムに撮影動画を表示できます

以上の機能があります。

実際に使ってみた感想

まず、昼間で晴天の場合ですが、かなり正確に前方車両を認識してくれ、衝突の危険性がある場合には警告を発してくれます。ただ、認識するものは車は歩行者に限定されており、電柱や壁などは認識しないようですので、完全な衝突防止というわけにはいきません。前方車両の認識に依存している衝突警報、前方車両発進などもかなり正確に出してくれます。一方で、これだけで歩行者の危険性がカバーされることはないので、補助機能としては優秀ですが、やはり運転手本人が気を付け、うっかりミスが運が良ければ減らせる、というくらいに思い、過信し過ぎないことが重要と思います。

また、前日は上手く前方車両を認識していたのに、日をまたぐと急にあまり認識しなくなり、距離が近くなっても警告が出ないこともありました。その場合、カメラの位置の調整(水平線の調整)をやりなおすと、再度精密調整を行い、再び正しく認識してくれるようになりました。

完璧とはいきませんが、これを一つ付けると、安心感が違います。これでさらなる安全運転を目指していきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

主婦起業コンサルタント。二児の母。「好きな時に、好きな場所で、好きなことをする!」がモットー。仕事と育児をバランス良く楽しみたい!福岡出身、千葉在住。 詳しいプロフィール→こちら☆